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    29 April

    M3参加情報♪

    29日開催の音楽系同人即売会「M3」参加情報です。(以前一度アナウンスしたことがあるのですが、ダメ押しということで(笑))
    今回Manackの個人サークル「ころんぶす」としての参加はありませんが、ライブでもご一緒するボーカリスト結月そらさんのサークル「Soranetarium」のアルバム「philos*sophia」で、アレンジャーとして1曲参加させて頂いております。
    今回アレンジを担当した「Dryad」は木の精という意味で、「ドライアド」ではなく、「ドリアード」と読むそうです。作詞作曲担当のselestaさんから頂いた楽曲がとても透明感のある心の洗われるような旋律で、それに結月そらさんの歌声を乗せるならば……癒し系サウンドしかない! ということでちょっぴりアンビエントテクノ風味のヒーリング・ポップ(そんなジャンルあるのか?)に仕上がりました。
     
    ところで、実は今回のM3に合わせての特別企画として、先の結月そらさんの「philos*sophia」、ゆいこさんの2ndアルバム「Rotate」、そしてコツキミヤさんの同じく2ndアルバム「Night Rainbow」、この3枚の同時リリースにちなんだ特別企画「唯胡空」の一環として、この「Dryad」がそれぞれのアルバムの中で全く別のアレンジャーの手によって、それぞれ三人の歌姫によるパフォーマンスが収録されることになっています。
    同じメロディ、同じ歌詞でありながらボーカリストやアレンジによって全くと言ってよいほど違った表情を見せる「Dryad」の魅力を余すところなく楽しみたいという贅沢なあなたは……是非アルバム三枚とも買ってくださいね。(笑) 素敵な特典も用意されていますので!
     
    ともあれ、試聴やデモムービーなどが各特設サイトで視聴できますので、まずは皆様、そちらをご覧になってくださいませ~。
     
    追記:Manackは仕事の都合で当日会場に行けるか、かな~り微妙な情勢です。行けたら……いいなぁ。
    26 April

    ライブ情報♪

    Manackのライブ出演情報です。
    今回も、2月に続いてボーカリスト結月そらさんのバックバンドとしてキーボードを演奏します。
     
    ★OTO-HABARA PM3
    場所 : LIVE GATE TOKYO
    開場 : 11:30 開演12:00
    日時 : 4/30 (月・祝)
    チケット予約 2300円
    チケット当日 2500円
    (別途ドリンク代 500円)
    出演は 「結月そら、矢田みこ、女の子プロジェクト」。すべて生バンドライブです!
     
    ★DREAM 4 YOU -LIVE "EMERALD"-
    場所 : dress TOKYO
    日時 : 5/12 (土)
    開場 : 18:00 開演18:30
    チケット予約 : 1800円
    チケット当日 : 2000円
    (別途ドリンク代 : 500円)
    出演は 「Primary(ゆいこ)、コツキミヤ、ピクセルビー、結月そら」です。
    PCコンテンツをはじめ同人音楽界でも注目の方々と共に、各グループのニューアルバムのレコ発記念ライブイベントです!
     
    ぜひ皆様お誘い合わせの上、遊びに来てくださいませ♪
    04 April

    ゲームの本質 - 前編「月下の夜想曲」

    Xbox Live Arcadeで、10年前にPSでリリースされたコナミの「悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲」が配信されていたので遊んでみたのだけれど、これがちょっと色々考えさせられる内容のゲームだったのでレビューしてみることに。(現在不具合が発見されて配信停止されているらしい。テキストで英語と日本語がちゃんぽんになっていたせいかな……とくにプレイには支障はなかったのだけれど)
    実はこのタイトル、発売された頃は自分もプレステは持っていたし、ドラキュラシリーズも割と好きだったのにどういうわけか当時スルーしていたのだ。巷での評判もなかなか良かったはずなのにどうしてなのかは自分にもよくわからない。
     
    ともあれドット絵によるビジュアルやBGMが素晴らしい。主人公でありドラキュラの息子のアルカード君はその一挙手一投足がいちいちカッコよくて操作しているだけでも楽しいし、大迫力のボスキャラや美麗な背景やオブジェも相当丹念に描き込まれている。
    音楽はほとんどが新曲だけれど、ちょっとメロディアスかつ荘厳なイメージの大変素晴らしい楽曲が多く、歴代のドラキュラシリーズの名曲たちに比肩するできばえで非常に気に入っている。特に、ライブラリーで流れる"Wood Carving Partita"と、後半のアンチ・チャペルなどのエリアで流れる"Lost Paintings"は名曲だと思う。
    また演出上も、そろそろ舞台となる城のマップが埋まってきて、あとはボスを倒してエンディングだ~、と思っていたらとんでもないどんでん返しがあって実はまだ折り返し地点だった、といった見事な仕掛けも一見の価値ありだ。
     
    と、ここまではよいことずくめなのだけれど、実はこのゲームにはとんでもない欠陥がある。それはほかでもない、アクションゲームとしてのゲームバランスがめちゃくちゃなのだ。
    このタイトルはいわゆるRPGのように主人公に経験値やレベルが設定されていて、敵を倒せば倒すほどプレイヤーの攻撃力や防御力が上がっていく。またアイテムによって体力の最大値がアップしたり、武器をアップグレードすることで敵との戦いを有利に進められるようになっているのだけど、そうこうしているうちに気がつけばすぐに、なにも考えなくても敵に勝てるようになってしまい戦いの緊張感がみじんも感じられなくなってしまうのだ。
    極めつけは主人公の変身システムで、まあ伝説では吸血鬼はコウモリや狼、霧なんかに変身できるとされていて、このゲームでもその三種類に変身できるのだけれど、この中で「霧」がとにかくヤバすぎ。何と言っても霧になれば、好きな時に(ボス戦でさえ!)相当長時間無敵になれるのだ。加えて終盤近くなると手に入る「ガスクラウド」というアイテムを見つければ、無敵の「霧」に触れた敵にダメージを与えて倒すことさえできる。こんな「ゲームになっていない」ゲームは初めて見た。
    本来ドラキュラシリーズといえば、体力ギリギリの状態でボス戦に臨んだ時の絶望感とか、ジャンプ中に敵の攻撃をくらって穴に落ちた時の悔しさとか、そういったちょっとの不注意がミスにつながるようなゲームデザインで、頭を使って攻略法を考えながら先へと進んでいく部分が醍醐味だったと思うのだけれど、このゲームは主人公を強化してしまえば、本来手ごわいはずの最終ボスでさえ力押しで倒せてしまう。これはちょっとあんまりじゃないか。
    加えて頻繁にサブ画面を開いて装備の付け替えやアイテムの使用などをしなければならず、アクションゲームにとって大事なゲームのテンポが著しく損なわれてしまっている。
    ちなみにクリア後の特典として、レベルアップやアイテムによる強化、変身などが一切できない「リヒター」というキャラクターでプレイできるモードがアンロックされるけれど、このキャラクターで改めてプレイしてみると、本来このゲームのアクション部分の出来栄えがいかに素晴らしいかが再発見できる。キャラの強化などせずとも、相手の動きのパターンを見きって攻略すればどんな強敵でもちゃんと倒せるようにデザインされているのだ。ただこの「リヒターモード」は本来「おまけ」に過ぎないはず。本編の「アルカード」モードでは、ドラキュラシリーズ本来の楽しさは味わえないだろう。
     
    とはいえ、Amazonレビューなどを見るとこのゲームを絶賛している人は多い。実はここに今の日本のゲーム市場冷え込みの端緒があるように思えてならない。
    プレステが登場してからというもの、とかく「初心者に優しいゲーム」がもてはやされて、このゲームもそういう意図のもと制作されたと聞く。しかし、「初心者に優しい」のと、「ゲームバランスが破綻している」のを履き違えてはいけない。いろんな腕前のプレイヤーに等しく楽しんでもらうには、キャラクターの強化でゲームバランスを破綻させるのではなく、単にオプションで難易度設定を選べるようにすればよいのだ。
    このゲームは、なまじビジュアルもサウンドも素晴らしく、また探索や謎解きの要素もふんだんに盛り込まれているだけに、それだけで「良質なゲームをプレイしている」錯覚にとらわれてしまう。だけど本来ビジュアルやサウンドといった演出要素はゲームに彩りを添えるものであり、ゲームの面白さの本質ではない。
    プレステがゲーム市場の覇権を握ってから10年間、わが国ではいわゆる7以降のFFシリーズなどの、いわゆる和製RPGに代表されるような「演出やストーリー、ボリュームだけに偏りゲーム性が希薄」な作品がセールスを飛ばしてきた。「月下の夜想曲」もそんな時期のタイトルだと思う。
    このテのゲームは、ゲームの楽しさを味わうことではなく、演出やストーリーを楽しむことが目的となってしまうため、ゲームそのものは単なる作業になりやすい。これではユーザはそのうちゲームに飽きてしまう。この頃からゲーマーになった世代というのは本当に不幸だと思う。「マリオブラザーズ」で友達や兄弟と夢中になって対戦したり、街のゲームセンターで「ゼビウス」のハイスコアを更新すべく日々鍛練を重ねるような「本当のゲーム体験」がなかったのだから。