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日志


11月28日

一生モノの知育玩具

皆さんは子供の頃、両親からどんなおもちゃを買い与えられていたか覚えておいでだろうか。

私が3~4歳くらいの頃、ホワイトボードと色とりどりの数字や計算記号を象ったたくさんのマグネットがセットになった知育玩具が家にあった。数字と計算記号を組み合わせて足し算や引き算を学ぶ、そういう意図のおもちゃだと思う。
この数字のマグネットは、「1」は水色、「2」はピンク、「3」は紫、といったようにとても色彩豊かで、カラフルなものに目がなかった幼少のみぎりの自分は、とりわけそれに魅せられていたんじゃないかと思う。
というのも実はこのおもちゃの影響で、自分の中の数字に対する「色」のイメージが分かち難いほどに結び付けられてしまって、さんざん歳を食ってしまった今に至っても、書類やコンピュータ画面、街中で見かけるありとあらゆる数字、あるいは日常会話で交わしたりテレビのアナウンサーが口にしている数字に、そのマグネットの色がなかば無意識的に重なって感じられる。
無理やり視覚化すると、こんな具合だろうか。

P1020209キャプチャ 

普段生活の中で電話番号や金額を覚えたりする場合、もっぱら色の並びで記憶しているのだけれど、困ったことに5と7、4と9は似た色なのでよく間違える。(汗)
そういえばアルファベットやひらがな、カタカナ、それに漢字の部首やピアノの音階なんかにもそれぞれ個別の色がついているけれど、これらの方のルーツは自分でもまったく覚えていない。小さいころの色々な体験の積み重ねの結果そうなったのだろう。
そんな感じで、「文字や数字に色」というのはとても主観的なものなので、他の人にとってはまったく別の色を感じているかもしれないし、あるいはそもそも色なんか感じないのかもしれない。皆さんはいかがだろうか?

あのマグネットの知育玩具、おもちゃ会社の人たちは何気なく数字に思いついた色をアサインしただけんだろうけれど、それが一人の人間に一生モノの「数字と色のリンク」を遺すことになったとは、よもや彼らも思うまい。(笑)
逆にこのことは、「三つ子の魂百まで」ということわざにもあるように、小さいころの体験というのは、その人の一生に計り知れない影響を与えるのだ、ということなんじゃなかろうか。

11月25日

アップデート祭り

先週、手持ちのデジタル機器、Xbox 360iPhoneのOSが相次いでバージョンアップした。
なんだかタイミング的に、MicrosofttとAppleから誕生日プレゼントをもらったような気分。(笑)

Xbox 360はなんだか画面の雰囲気がえらくポップになって親しみやすくなったような気がする。
主な強化点としては、アバター機能、ゲームタイトルのハードディスクへのインストール、パーティ機能など。

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起動後初めてXbox Liveにサインインすると、自分の分身となるアバターを作るよう促される。なんだかこれ、Wiiに出てくる Miiのパクリじゃないの?(笑)
だがしかし、常にオンラインでフレンドと繋がっていられる Xbox 360 のこと、友達や一緒にプレイした人のアバターを見て楽しんだり、ゲーマーアイコンとして Web に公開したりと、Wii とはまた違った楽しみ方ができて思いのほか楽しい。

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フレンド表示もアバターが登場し賑やかに。今回から新しく加わったパーティという機能を使えば、ゲームのプレイ中以外でも最大8人で集まってボイスチャットなどのコミュニケーションが楽しめるようになった。

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これまでのダッシュボードの機能もビジュアルが大幅に変化。ハードディスクへのゲームのインストールばかりがクローズアップされがちだけれど、オンライン配信のタイトルの検索やリストアップが劇的に速くなったのが個人的にすごく嬉しかった。

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コントローラ中央のXboxガイドボタンを押すと表示されるブレードもデザインと機能が強化されて、旧ダッシュボードに近いレイアウトになった。ゲーム中やDVDの再生中も、ここから色々な操作ができて便利。

iPhone のアップデートは、マップ機能が大幅に強化されて、先日のブログに取り上げたGoogle Street Viewに対応。また公共交通機関のルート検索や、メールを使って地図を他の人と共有することもできるように。
またiTunes StoreにPodcastの項目が追加されて、PCの iTunes と同期しなくても Podcastを探して聴いたり、更新したりできるようになった。
他にもWebブラウザのSafariの安定性が増したり、日本の携帯の絵文字がSMSでサポートされたりと、けっこう広範なアップデートになっている。

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Google Street Viewに対応。待ち合わせ場所の確認に便利そう。

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地図のルート検索。車の他に電車など公共交通機関のルートも調べられる。便利。

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iTunes Storeから直接Podcastのダウンロードが可能に。これはかなり嬉しい機能。またSafariブラウザの安定性もアップして、落ちにくくなった。

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日本の絵文字に対応。キャリアであるソフトバンクの携帯間で絵文字のやり取りができるようになったけれど、残念ながらあくまで日本ローカルの機能(絵文字用のキーボードは、日本語キーボードの一種として提供される)で、使用シーンもSMSとソフトバンクから提供されるメールアカウントに限られる。(自分はソフトバンクのメールは一切使っていないので蚊帳の外。)

いずれにしても、こうしてすでにあるハードがソフトの更新によってどんどん機能強化されていくのは製品寿命を延ばすのに有効で、開発リソースの効率利用や環境保護にもつながるのではないかと思うし、何よりユーザにとっても大変嬉しいことである。

11月18日

無邪気な Google

各国の主要都市の車道から360度くまなく撮影された画像を地図と組み合わせて閲覧できる、Google Map の Street View が日本にも上陸し、その是非について議論が沸き起こっている。
個人的には Street View は特に問題はないと思う側面と、これはマズイな、と思う側面の両方がないまぜになったような複雑な感想を持っている。

問題がないというのは、 Street View に掲載された写真はいずれも公道から撮影されたもので、要するに誰でもその場所に足を運べば見られる風景だからだ。民家の表札が写っているとはいえ、その家が実際に表札を出しているということは、その場所に行けば誰でもそれを見ることができる。
一方問題に思うのは、誰でも足を運んでその目で見ればリーチできる情報ながら、それが居ながらにして閲覧できるということに他ならない。これはたとえば、初めて訪れる待ち合わせ場所の下見がしたいといった場合や、自分のまったく知らない土地をバーチャル散策してみたい、といった善良な用途では大変な恩恵にあずかれるものの、逆に悪人にとっては、空き巣や強盗の下見とか、ストーカーまがいの用途に悪用される懸念がある。

Google という会社はおそらくインターネット上の善意を尊重しているのだろう。リスク回避よりも利便性を優先したサービスを矢継ぎ早に繰り出しているが、世の中には我々の想像の及ばないような悪人というのはいるものだ。
同社は "Don't be evil (邪悪になるな)" というのを社是としているという。たしかに本人たちは、世の中に貢献するような技術革新に勤しんでいるのだとと思う。しかしそこには、「技術的にできる新しいものはなんでもOK、とりあえずやってみる」といったような、まるで新しいおもちゃを与えられた子供のような無邪気さ、無責任さが目立つように思う。
このことは著作権侵害の動画が溢れかえっている YouTube などにもよく表れているといえる。「問題のある動画は報告されれば削除する」のだそうだが、著作権というのは著作者が文化庁や著作権管理団体などの組織に申請して取得するものではなく、著作物を作ったその瞬間から自然発生するものなのだ。
厳密にいえば、「キャッシュを表示する」と言って検索結果の対象のコピーを勝手に収集してユーザに提供することからして、立派な著作憲侵害である。

Google には、既存の社会の枠組みをもっと尊重するよう切に願う。インターネットはしょせん普及し始めてから10年そこらの月日しか経っていないが、実社会の法律や慣習というのは、それこそ何十年何百年といった積み重ねの重みがあるのだから。

11月17日

はじめてのMac

出先や出張などがここのところ多く、仕事を円滑に進めるためにノートPCが必要になったので、最近iPodiPhoneを愛用していることもあり、思い切ってMacBookを買ってきて何カ月か使っている。

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(MacBook。先月新機種が出たが、買ったのはそれ以前の9月)

PC歴は、MSX時代を含めると早20年になる自分だけれど実はMacもノートPCも購入は今回がはじめて。
とは言ってもMacの操作もほとんどしたことがなく、昔職場で大事なデータの入ったフロッピーを何気なくMac(白黒画面で長方形のやつ)に入れたら出し方が分からなくなって半泣き状態になった(笑)トラウマを持つ自分である。今までMacを買うという選択肢は想像したことすらなかったけれど、iPhoneの操作性がびっくりするほど良かったことと、その気になればBootCampWindows Vistaもインストールできるということで、それからやはりデザインが優れているところに惹かれての決断である。
今はメインの音楽作業は3年前に買ったDELLのPrecision Workstationを、メールチェックや音楽コレクションや写真の整理、簡単な文書作成にMacBook、と使い分けている。
実際使ってみると、MacがWindows寄りになったのか、はたまたWindowsがMacっぽくなったのか、操作に戸惑うようなことは思っていたほど多くなく、あってもヘルプで解決できることがほとんどだった。メールもMobileMeのおかげでWindows PCのOutlookとMac、さらにiPhoneとの間で常にメールや連絡先、予定表が常に同期されるから環境維持の手間もほとんどかからない。

数か月使ってみた結果、WindowsとMacそれぞれの長所や短所が見えてきたので、今回はMacについて、Windowsより優れている点、劣っていると思う点を色々挙げてみようと思う。

Macのここが素敵!

  • ハードとOS両面に渡る一貫性。Windows機はOSはMicrosoft、ハードはPCメーカーから提供されるので、ユーザ体験の一貫性はPCメーカーがいかにWindowsの哲学や世界観をリスペクトし、その意図をくみ取って実装するかにかかっている。一方Macの場合は、ハードもOSもAppleのデザインによるものなので、PCの世界にみられるこのようなばらつきは見られない。
  • Apple十八番の優れたユーザ体験。iPhoneのときも感じられたけれど、Appleという会社はユーザを楽しませ、驚かせるすべを心得ている。しかもユーザを過度に初心者扱いしない。日本のPCメーカーのように誰も読まないような、画面写真と操作手順でいっぱいの分厚いマニュアルを多数つけたりせず、同梱されているCDケース大の小さな冊子の最初のページに踊る、「おめでとうございます。このMacは、あなたと出逢うために作られたのです。」の一文には感動すら覚えた。OS Xのユーザインターフェイスにも、小粋な演出や配慮が行き届いている。
    こういった点で、Macは使いこなすだけでなく、単に持っているだけで嬉しくなってしまうような不思議な魅力にあふれていると思う。これはWindows PCでは今までに得られなかった満足感だ。
  • ハード関連のトラブルがほとんどない。これはやはりハードとOS双方をAppleが設計しているアドバンテージのひとつに他ならない。スリープ状態からの復帰も速いし、デジカメやUSBメモリもすんなり認識し、プリンタドライバなどのインストールもまったく迷わず行えた。今までWindowsの「ブルースクリーン」のように、システム全体が応答しなくなってしまうという状況には一度もなったことはない。
  • Finderの使い勝手が素晴らしい。Macでは、Finder(WindowsでいうところのExplorerに相当)の機能がとてもよく考えられている。ファイルの見せ方も、通常のアイコン表示以外に、Windowsにもあるような一覧表示では、ストライプ状に行ごとに色分けされており視認性が高い。さらにiTunesにあるような、なめらかなスクロールを伴ってファイルのプレビューを一望できるCoverFlow表示も行える。さらにファイルやフォルダに色をつけて分類したり、拡張子に頼らずファイルとアプリケーションの関連付けができたりと、優れた点が多い。

Macのここがイマイチ

  • アプリケーションとウィンドウの管理が難解。Macを使い始めて一番戸惑ったのがここ。Macでは基本的に、ウィンドウを閉じてもアプリケーションが終了しない。それからメニューバーはアプリケーションのウィンドウごとに個々にあるWindowsとは違って、すべてのアプリケーションで画面上部に一つだけあるメニューバーを共有する。したがってウィンドウを閉じてもアプリケーションは依然動作を続けていて、何もない画面にメニューバーの残骸だけが残るという摩訶不思議な事態がよく起こる。最近では、ソフトを終了する際は単にウィンドウを閉じるのではなく、command + qのショートカットでアプリケーションを終了させるクセがついた。
    PC初心者の場合、ウィンドウとアプリケーションの違いもおぼつかないだろうから、使い終わったウィンドウを閉じたアプリケーションのプロセスが、そうと気付かずどんどんたまっていってメモリ不足に陥ったり、何かの拍子にデスクトップをクリックしてしまい、これまた気づかないうちにメールソフトのメニューがFinderのものに切り替わってしまい混乱に陥る、ということがありそうだ。
  • ウィンドウの「最大化ボタン」の挙動に一貫性がない。Windowsと同じように、たいていのウィンドウには左から順番に「閉じる」、「最小化」、「最大化」というウィンドウ操作のためのボタンが並んでいるけれど、「最大化」だけ思うように動作してくれない。たとえばSafari(Webブラウザ)では、縦の幅だけ最大化して横の幅はそのまま。メールソフトではWindowsと同じように最大化したように見えるけれど依然としてサイズ変更ができてしまう。iTunesに至っては最大化どころか逆に小さくなってしまう!(Windows Media Playerにあるコンパクトモードに相当)
    最大化という概念がないというのはそれはそれでMacの哲学としてアリかもしれないけれど、せめてボタンの動作の一貫性は確保して欲しかった。ちなみにこれらのウィンドウ操作のボタン、なぜか信号機みたいに赤、黄、緑の丸いランプのようなデザインだけれど、一見してこれがウィンドウ操作のボタンに見えない辺り、素晴らしいUIデザインの多いOS Xの中にあって、唯一自分が理解できなかった点である。

そんなこんなで、今のところ十分満足して使っているMac。とはいえ最近はWindows 7の話題もちらほら聞こえてくるようになったし、Windowsへの愛着もまだまだ衰えてはいない。当面は両者をバランスよく使い分けられればいいと思っている。

ピクチャ 1
Macのデスクトップ。画面下のDockのアイコンがカラフルで素敵。

ピクチャ 2 
Mac OSではなんと標準でシーケンサーソフト「GarageBand」がインストールされている。なんてマニアックな……。
ちなみにCubaseWavesのプラグインなどもWindowsで使っていたライセンスがそのまま使える点がナイス。

追記 : それにしても、Appleのサイトは嫌がらせのように重い。Macで見るとそれほどでもないのだけれど、WindowsだとIEがハングしてしまったのかと疑うくらい。これは改善して頂きたいなぁ……。

11月15日

地デジの難視聴地域対策

日本のテレビの、アナログ放送停波まで(本当にできるのかどうかは別として)あと3年足らず。
今まで関係者の頭を悩ませてきた山間部や離島などの、いわゆる難視聴地域対策として、衛星放送で地デジ放送の配信をするそうな。
 
だったら最初から地デジなんかやらず、日本全国あまねく衛星放送でいいじゃない。
そうすれば莫大な費用をかけて各地に放送用の鉄塔などの設備をこしらえなくて済むし、電波の帯域もワイヤレスネットワークなどのほかの用途に使えるから一石二鳥である。